総合情報General Information

業務内容

メディカル・インフォメーションセンター(MIC)は、平成23年4月に組織再編により発足しました。MICは、健康医療分野の電子情報化に対応し、病院全体の情報基盤整備、情報技術を用いた診療、研究、教育及び病院経営に関連する以下の業務を行っています。

  • 病院情報システムに関すること
  • 部門システムの支援に関すること
  • ネットワーク及び情報セキュリティに関すること
  • 病院データの管理及び統計解析に関すること
  • 情報の教育、研修及び研究支援に関すること
  • 九州大学病院観察研究支援及びデータ管理業務に関すること
    :CRIN-Qシステム業務、研究デザインおよび統計解析に関する知識提供、統計解析業務、データベース構築業務
  • その他情報システムに関すること

これらの業務の効率化、病院全体のセキュリティを確保したIT資源の適正化、および経営や医療の質を向上するためのデータ活用などが、MICの主な役割です。

臨床研究としては、診療データを活用したデータ駆動型研究やICTを活用した実証研究などを実施しており、各診療科や各部門と連携した研究にも対応しています。
最近ではDX(デジタル・トランスフォーメーション)という言葉をよく耳にしますが、これはデジタル技術が社会に浸透しイノベーションをもたらして、人々の生活がより良いものへと変革することを指します。日本では、超少子高齢社会や頻発する自然災害、感染症対応などの社会課題に対して、デジタル化によるサービスの効率化・質の向上を実現し、健康増進や最適な医療を実現するとともに保健医療の費用対効果の向上を図るための基盤づくりが始まりました。デジタル機能を積極的に取り入れ、医療DXをいち早く研究して患者さんを主体とした医療へと社会変革する活動を推進しています。